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スタジオ公演『憧れの雪国/女の壁』

『憧れの雪国』

雪が降らなくなった、小さなスキー場。

店主は、経営再建をかけ、
全財産を投入して人口降雪機を購入した。
が、そのタイミングで雪が降った。豪雪である。
実に5年ぶりであった。
残されたのは気まずいほどに巨大な人口降雪機。
「これ、いらねえな……」とはとても言えない店主は、
人口降雪機の必要性を見出すため、

次々とカスタマイズをし始めた……
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『女の壁』

「え、ほんとに知らない?
 体育館裏の、化け物の話」

初演は2015年2月、女性キャストのみで上演し、
その圧倒的下らなさと、「女」という生き物を執拗なまでに
男の偏見に基づいて描いた
ことで局地的話題を呼んだ、
ナンセンスコメディ「女の壁」が早くも再演決定!

女5人による、
努力と友情と化け物のお話。
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出演者

『憧れの雪国』
加瀬澤拓未
木村圭介
永井久喜
奥村徹也(以上、劇団献身) 
田村優依
西山宏幸  (ブルドッキングヘッドロック) 
はるはる





『女の壁』
石澤希代子
大竹沙絵子
金佳奈実  (創像工房 in front of.) 
武川優子  (電動夏子安置システム) 
永井久喜  (劇団献身) 

※劇団名、所属等は上演当時のものです。

2017年2月1日(水)~6日(月)
@スタジオ空洞

ART GALLERY

奥村コメント
2017年1発目、劇団員を迎えての初めての公演でした。

「言ってもまぁスタジオ公演だからぁ、とりまなんつーの? 素舞台的なぁ、安っぽいやつでぇ」みたいな発想は「 絶対に嫌だな!」と思って、 本公演並みに舞台装置とギミックを用意しました。

常連メンバーに加えて、大竹さん、 西山さんといった大先輩も呼び寄せて、 結果的にスタジオ公演という枠を遥かに超えた、 盛大なお祭りへとその姿を変えていきました。

久しぶりの新作「憧れの雪国」は、 雪が降らなくなったスキー場の経営者が、 満を持して人工降雪機を買ったその直後に雪が降るお話です。

書くのが久しぶりすぎて手こずりましたが、 なんとかコメディとして形にできました。ラストの「 人工降雪機VS人間」は、やってて超楽しかったです。

「女の壁」は、客演陣が最高でした。
劇団献身を支え続けた金佳奈実、 武川優子がいるだけでもう面白いです。
問題は、出演者たちが面白すぎて、 物語を喰ってしまうところが多々あったところで、 この辺りは演出家としてすごい勉強になりました。 再演してよかったです。
あと、たまたまなんですが、 今回の公演を一つ人生の節目に置いている人が出演者の中に結構いました。僕は、だからといって言葉をかけるでもなく、 ただ粛々と作品を作っていくだけでしたが、 終わった今も何も言えないのですが、それでも「おつかれさま。 ありがとう。風邪ひくなよ」くらいには思っています。

僕はもっともっと面白くなります。みんなが、 いつかこの小さなお祭りに参加したことを自慢できるような、 そんな劇団にしていきます。約束です。

みなさん、おつかれさまでした。

2017年、劇団献身、まだまだたくさん公演やりますよ!
ひとえに、よろしくお願いします!!

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